【ETC 2022年問題】使えなくなる❓お使いのETC車載器は大丈夫ですか!その後2030年問題!

当ページのリンクには広告が含まれています。

今お使いのETC車載器は大丈夫?

今回は、ETC 2022年問題について現状の「ETC使えなくなる?」 ETC車載器「10年以上使用」は要注意!? また、確認方法は❓その後の2030年問題って何❓

目次
スポンサー

▼▼▼ETC 2022年問題・なぜ使えなくなる・確認方法▼▼▼

「ETC 2022年問題とは」

高速道路にてETCの利用をされている方は多いと思います。ほぼ使用されているんではないでしょうか!今では、多くの車に搭載されているETC搭載機が一部の機種が使用できなくなる。これを「ETC 2022年問題」とも言います。2018年に2022年12月より一部のECT車載器が使用できなくなると発表されていました。では、実際のところどうなっているんでしょう?旧車や10年以上乗られている方も多く、知らない方も多いのではないでしょうか!使用できなくなる期日・該当する車載器の調べ方を解説していきます。ご自身で確認するか、カーショップ、ディーラーなどで確認をお勧めします。

ETCとは

ETCは車載器と料金所ゲートとの間で、無線通信という電波を使って通行料金の支払いに必要なデータをやりとりしています。

なぜ使用できなくなる

使用できなく理由は、電波法関連法令の改正によって、一部のETC車載器が使用できなくなることがアナウンスされています。これは、電波障害の原因となるスプリアス(不要電波)を少なくすることで電波環境利用の向上、推進をするためです。

※改正された規定外の古い車載器(旧スプリアス規格機器)を搭載したままでは、電波法に違反する可能性があります。

本当に2022年12月1日から施行❓

結論から言うと、12月1日からの施行は現状では延期になっています。

その背景は、以下(国土交通省抜粋

これまで、旧スプリアス規格(不明なものも含みます。以下同じ。)の無線設備については、その使用期限を令和4年11月30日までとしていましたが、新型コロナウイルス感染症(厚生労働省)による社会経済への影響等による無線設備の製造や移行作業に遅れが生じていることを考慮し、令和3年8月に無線設備規則の一部を改正する省令(平成17年総務省令119号)の附則第3条及び第5条の一部を改正し、その使用期限を当分の間、延長することとしました。

対象機種&確認方法

ETC車載器製造メーカ等からは、旧スプリアス規格に基づいたETC車載器の製造については2007年に終了していると厚生労働省へ回答しているようです。

対象機種

パナソニック

  • CO3002T(0321)
  • CO3002B(0345)
  • CN-RX0600AK(0389)

デンソー

  • DIU-3102(型式登録番号0209/2001年4月製造品
  • DIU-3104(型式登録番号0211/2001年6月製造品

矢崎エナジーシステム

  • ETC-YM2N 0218
  • ETC-YM5 0258

クラリオン

  • ETC920(EA-1188B-A)工事設計認証番号:01CYBA1004

マツダ

  • パナソニック製 C9N1V6380

日産

  • セドリック(Y34) ETC車載器型式登録番号 0222/026 2002年5月~2004年9月
  • スカイライン(Y35) ETC車載器型式登録番号 0222/026/0318 2002年5月~2004年11月
  • ステージア(M35) ETC車載器型式登録番号 0222/0260/0318 2002年5月~2007年9月
  • エルグランド(E51) ETC車載器型式登録番号 0222/0260/0318 2002年5月~2007年9月
  • フェアレディZ(Z33) ETC車載器型式登録番号 0222/0260 2002年4月~2008年11月
  • ティアナ(J31) ETC車載器型式登録番号 0222/0260/0318 2002年10月~2008年5月
  • エクストレイル(T30) ETC車載器型式登録番号 0222/0260/0318 2003年10月~2007年7月
  • プレサージュ(U30) ETC車載器型式登録番号 0260 2003年4月~2006年4月
  • プレジデント(PF50) ETC車載器型式登録番号 0222/0260/0318 2002年5月~2008年4月
  • シーマ(F50) ETC車載器型式登録番号 0222/0260/0318 2002年5月~2008年4月
  • プリメーラ(P12) ETC車載器型式登録番号 0222/0260 2001年10月~2003年6月
  • ウイングロード/AD(Y11) ETC車載器型式登録番号 0266 2004年5月~2005年10月
  • フーガ(Y50) ETC車載器型式登録番号 0294 2004年7月~2006年4月
  • ティーダ(C11) ETC車載器型式登録番号 0294 2004年7月~2005年12月
  • ティーダラティオ(C11) ETC車載器型式登録番号 0294 2004年7月~2005年12月
  • ラフェスタ(B30) ETC車載器型式登録番号 0294 2004年7月~2006年12月

ビルトイン以外(ETCモデル№/ETC車載器型式登録番号/販売期間

  • SS600  /  0266 2003年3月
  • SS700  /  0320 2004年12月
  • SS300  /  0253 2002年9月
  • SS610  /  0291 2004年3月
  • SS710  /  0319 2004年12月
  • SA200  /  0223/0112 2002年5月

イクリプス/デンソーテン、三菱電機、古野電機、アルパイン、カロッツェリア、ケンウッド、トヨタ、ホンダ、スズキ、スバル、ダイハツは対象無し。

確認方法

カーショップなどで取付けされた物は、取扱い説明書・ETC車載器本体裏面にあるラベル・音声確認、それでも分からない場合は、カーショップやメーカーに確認すると良いです。また、ビルトインタイプでナビ連動している物であれば、ディスプレイでの確認ができる物もあります。両面テープなどで見えずやむなく取外し確認した際は、粘着が弱くなるので新しい両面テープで取付けをおすすめします。

2030年問題&確認方法

2030年問題とは、

簡潔に言うと「セキュリティ強化対応」です。これは、2022年問題とは別になりますが、2022年問題の延期に伴い2030年のセキュリティ強化施行が後ろに行くことは、考えにくいと私は思います。逆に、2022年問題が後ろに伸びることで合わせた対応が求められる可能性も!セキュリティ強化を2030年としていますが、重大な問題が発生したときは、早まる可能性もあると言うことです。

確認方法

確認方法は、取扱い説明書、保証書、車載器本体、のいずれかで確認。19桁の管理番号がありますので最初に始まる数字が「1」または「0」から始まっているかの確認だけです。

  • 「1」から始まっている物は、新セキュリティの対応モデル
  • 「0」から始まっている物は、旧セキュリティの非対応モデル
新セキュリティ規格の特徴 旧セキュリティ規格の特徴
車載器管理番号が1から始まる 車載器管理番号が0から始まる
ETCカード挿入口付近に●●●のマークがある ETCカード挿入口付近に■のマークがある
カード挿入口付近に■マークが無い DSRCのロゴがある

まとめ

新型コロナ感染拡大での経済状況をみての2022年12月問題は、延期となっていますが、遠くない時期に施行されると思います。その後には、2030年問題も控えていますので両方を合わせてご確認をおすすめします。せっかく、2022年問題大丈夫だったのに、2030年問題で対象になってしまったら気持ちの良いものでは無いですし、また、買換えなんてことも嫌ですよね。勿論、車だけでなく、バイクも同様です。時間は、ありますのでこの機会に自身の車載ETCは大丈夫なのか、確認しておくだけでも一安心ですね。

広告
よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次